■令和元年第二回定例会(5月30日)
テーマ:1.教育について 2.介護について 3.財政について 4.町会について
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【質問の概要】
第1項 教育について
①多世代・多様な人が支え合えるまちづくりに向けた学校での取り組みについて
子供から高齢者まで一緒に歌を楽しむ機会の創出や、ヘルプマークの周知など、世代・障害の壁を超えた相互理解を深める教育の現状を質問。
【区の答弁】(教育企画担当部長) 学校では高齢者と一緒に歌う取り組みを実施しており、ヘルプマークについても障害理解学習の中で取り上げている。今後も世代や障害の有無を超えた学び合い・支え合いの取り組みを推進する。
②外国人児童生徒への支援の現状と今後の方針について
改正入管法により増加が予想される外国人児童生徒への支援体制を質問。
【区の答弁】(教育企画担当部長) 日本語指導員が週2〜3回学校を訪問し個別指導を実施。年1回「国際交流の集い」を開催。今後も在籍校・杉並区交流協会と連携し、語学ボランティアや通訳派遣を活用して支援を充実させる。
③不登校児童生徒への支援の現状と今後の方針について
区内で増加傾向にある不登校児(平成19年:253人→平成31年:355人)への対応策を質問。
【区の答弁】(教育企画担当部長) スクールカウンセラー・スクールソーシャルワーカーと連携した組織的対応を実施。「さざんかステップアップ教室」での社会性育成にも取り組む。フリースクールとの意見交換やICTを活用した学習支援も推進し、教育機会確保法の趣旨を踏まえたきめ細やかな支援を継続する。
④AI・ロボット化時代に対応する学校教育の方向性について
2030年には労働人口の49%がAIに代替されるとの予測を踏まえ、今後の学校教育の考え方と進め方を質問。
【区の答弁】(教育長) 人間を中心とした社会を目指し、情報を読み解き対話する力・新たな価値を創造する力の育成が重要。「人間の知と人工の知が共生する時代」と捉え、杉並の教育の未来を構想・実現していく。
第2項 介護について
少子高齢化の進展と認知症の増加を踏まえ、持続可能な介護制度の構築と区民の不安解消に向けた対策を質問。
【区の答弁】(高齢者担当部長) 介護予防・フレイル予防の普及啓発を推進。リハビリテーション専門職を交えたケアマネジメント支援会議により、個々の状況に応じた自立支援・重度化防止に継続して取り組む。
第3項 財政について
①想定外の大規模災害にも対応できる財源の考え方について
首都直下型地震や富士山噴火など、想定外の事態にも対応できる財政的備えの考え方を質問。
【区の答弁】(区長) まず減災対策への財政投入を優先。財政調整基金350億円のうち150億円を大規模災害時の備えとして積み立てている。大規模災害時には国・都による財政スキームの構築が不可欠であり、基礎自治体としてその活用を最大化することが現実的な課題と認識している。
②基金と区債のバランスのとれた財政運営について
世代間の負担公平性を踏まえた、基金と区債の適切なバランスについて質問。
【区の答弁】(区長) どちらか一方に偏ることなく、バランスのとれた活用が重要。財政運営のルールの数値達成を自己目的化せず、区民サービスの維持を最優先としながら健全で持続可能な財政運営を進める。
第4項 町会・自治会について
町会加入率が年々低下(平成21年:52.4%→現在:46.6%)する中、転入者へのリーフレット活用、団塊世代引退後の後継者問題、地域のきずな強化策について質問。
【区の答弁】(区民生活部長) 地域イベントでのリーフレット積極配布・パネル展示・転入者への戸別訪問など、きめ細かい加入促進策を実施する。後継者問題には「町会・自治会活動ハンドブック」を杉町連と共同作成し、多様な世代が活動を支えられる体制づくりを進める。地域のきずな強化には「まちの絆向上事業」「地域の底力発展事業」を活用し、町会・自治会活動の充実を支援する。
令和元年(2019年) 杉並区議会第2回定例会
